医学部に通う息子が最終学年を終え、卒業試験を無事通過いたしました。
残すは来月初旬に行われる医師国家試験のみとなります。
この6年間、様々な出来事がありました。
先ず、めでたく合格したものの、慌てて引っ越しの準備となったこと。
入試前には「頑張れ頑張れ」と応援していた家族。合格後、親戚一同が集まっての壮行会。
しかし、いざ下宿先に向かう日が来ると、別離の寂しさがこみ上げてきたようです。
息子の祖父・祖母に当たる私や妻の父母は、帰省するのを楽しみに、その都度食料やお小遣いを持たせ、嬉しそうにしていた姿が瞼に焼き付いています。
残念なことに、私の父は令和2年1月に、妻の父親は昨年10月に急逝してしまい、息子の卒業を見ることはありませんでした。
以前も書きましたが、医学部の定員は令和5年度入試で9396名。そこに毎年13万人もの受験生が押し寄せています。
また、医学部に合格したからと言って安心してはいられません。
進級試験もさることながら、一定の学力が認められなければ、卒業試験にも受からず、当然のことながら医師国家試験を受験することもできません。
さらに、医師国家試験の合格率は学校ごとに異なりますが、その平均は2023年度91.6%となっています。
常に厳しい環境下におかれていることが分かります。
もちろん、私たちの大切な命を預けているわけですから、しっかりと学んでもらわなくては困ります。
さて、私事ではありますが、昨年の11月末に私の老母が心不全で緊急入院いたしました。
胸に水が溜まってしまい、顔も足もむくんで、今回ばかりはもうだめかと観念しておりましたが、今月12日に何とか退院にこぎつけることができました。
高齢者であっても命を平等に見て頂ける安心した医療が身近にあることに感謝しても感謝しきれません。
退院後、食が細くなってしまいましたが、息子の立派な医師になった姿を見せてあげたいと思います。
6年間という歳月は非常に長く、私の市議会議員選挙も2回行われました。
私も、息子が前後期4年間の研修を終えると還暦を迎えます。
あと数ヶ月で子育てから解放されると思うと万感の思いがこみ上げてきます。
さて、最後になってしまいましたが、我が息子以上に、現在お預かりしている生徒さんたちを一生懸命育てております。
これからも稲門進学会をよろしくお願い致します。
