恥ずかしながら、私は小さいころ標記の諺を「人のためにならないから、情けは他人にかけてはいけないものだ」と誤解していました。

私が二十歳のころ、運転していた車を中央分離帯に乗り上げてしまい困り果てていたことがありました。幸運にも通りかかった車の方々に助けていただいたことを今もよく覚えています。

それだからでしょうか、昨日も私の車の前を走っていた車が左折時にハンドル操作を誤り、畑に落ちてしまったのを見るや否や車を停め、自然に助けに向かっていた自分の姿がありました。

私には一トン近い重量のある車を一人で引き上げるだけの力はありません。後続車の中からも何人か降りてきて、更にお近くの方が車に詳しい方だったことも幸いして約15分後に無事車を引き出すことができました。

その車に乗っていたご家族のなんと喜んだことか。私までうれしくなってしまいました。

情けは人の為ならずとは、人に情けをかけておけば、それが巡り巡って自分の所にも帰ってくることがあるという意味です。おバカだった幼いころの私によく言って聞かせてやりたい気分です。

我々は、日々の忙しさにかまけて、他人を思いやる時間的余裕がないことの方が多いと思いますが、たまにはこの様な、心がほっこりとすることをするのも良いのではないかと思う次第です。

新型コロナウイルス感染拡大が懸念される昨今ですが、耐えがたきを耐え、歯を食いしばって現況を乗り切りたいと思います。

新型コロナウイルスのワクチンが一日も早く開発され、また元のように平穏な日々が戻ってくることを願っております。

稲門進学会は、思いやりの気持ちを忘れずにこれからも教育を通じて地域社会に貢献してまいります。どうぞよろしくお願い致します。

Post Author: toumon

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