この春から私の住む地域で採用されている中学生の地理教科書に、排他的経済水域を学習する項目として「尖閣諸島」と「竹島」が記されました。
 
 これまでは北方領土がロシアにより不法占拠されているということしか記されていませんでした。
 
 ですから、一昨年に起きた尖閣諸島中国漁船衝突事件は一体何ぞやと思ってしまった中学生も少なからずいたのではないかと思われます。
 
 教科書にも記載されていないということは、それほど大切な事項ではないのか、それとも国民に知られてはいけないことであったのか、推測の域は出ませんが、政権が自民から民主に代わり、この問題がしっかりと教科書に掲載されたという事は、われわれももう一度歴史認識をしっかりと行わなくてはならないということであると思います。
 
 これまで自民党政権下では外交に配慮してか、尖閣や竹島の問題に積極的に取り組まなかった経緯があります。
 
 中国や韓国は今の日本の政権が弱体化していることをいいことに、そこに付け込んでいるかのように見受けられます。
 
 尖閣に関しては東京都の石原都知事が購入すると言い出し、最後は国有化という事になったことから中国本土での一連の事件が起きています。都知事は自分の言い出したことがここまで政治や経済に影響を与えたことに対して、しっかりと自分の言葉で説明しなくてはなりません。
 
 以前、ある代議士とお話しする機会がありました。その時、外交と言うものはとても大変であり、大切なものであると話されておりました。一朝一夕にはできないもの。それが外交であるというのです。
 
 石原都知事の行動は、なかなか前に進まないこの問題に一石を投じたという点においては評価しますが、この劇薬はあまりにも効きすぎて、大変な副作用が出たと言っても過言ではありません。
 
 これから大人になる中学生たちは、正しい歴史観を持ち、外交についても他国を思いやりながら、我が国が主張すべきところは主張するという姿勢を身に付けられるようこれから学問を行っていただきたいと思います。
 
 これらの問題については、私もまだまだ勉強が足りない点もありますので、本日はこれまでにしたいと思います。

Post Author: toumon

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です