巷には「すぐ効果が出る」とか「必ず◯◯する」と言ったキャッチコピーでコマーシャルを打つ会社があります。
 
 最近、お腹周りの贅肉が気になる私も先日、大手2社の有料お試しセットを購入して試してみましたが、効果はありませんでした。
 
 よくよく考えてみればそんな夢のようなサプリがあったら誰も苦労しませんよね。それにその様なもので夢がかなってしまったら、この世の中から「努力」や「苦労」という言葉が無くなってしまいます。
 
 今から30年前、私が中学3年生の時、英検3級を受けたことがありました。看板や標識と言った項目があり、それを覚えるためにトイレのドアにまで暗記のための紙を貼っていたことを思い出します。
 
 教科書では習わないout of orderなどが出てきたときは、何故かわくわくしてしまいました。勉強はこんなに楽しいのかと気づいたのもこの時期だったと思います。
 
 苦労して得た知識が功を奏し、中3の夏には無事2次試験も通り、合格を果たしました。
 
 先日、韓国の方とお話をする機会がありました。お話の中でサムスン電子にふれられています。サムスンは韓国の大学生が入りたいと思う企業で、入社してからも自己研鑽を続けなくてはついてゆけない企業だと言っています。それ故、今なお成長を続ける事が出来ているのも頷けます。
 
 一方、日本の社会はどうでしょうか。少子高齢化に伴う景気後退を社会や政治のせいにしてその根本的な解決策を図ろうとする者が少ないのには閉口してしまいます。
 
 付け焼刃的な学問は身を滅ぼします。現在の日本がここまで落ちたのも、学問を疎かにしてきたつけ以外の何物でもありません。授業内容の3割削減と言ったゆとり教育の検証を早急に行い、その結果、国の価値ともいえる株価が大きく下落したことを国民に知らせる必要があります。
 
 バブル崩壊から20年が過ぎ、次に景気が回復するには、今の教育がしっかりと機能し世界を引っ張るリーダー作りが成功するという条件が必要です。
 
 あと10年はかかるかも知れませんが、我々民間教育がその力を遺憾なく発揮し、本物の学問を授ける事が出来れば、やがては皆が望む世の中へと大きく変わってゆくことが容易に想像できます。
 
 保護者の皆さんはよく見ています。この少子化です。自分の子供の将来を考えた時、「今の学力向上だけでよいのか」それとも「10年先、20年先を見つめた学問が必要なのか」答えは決まっていますよね。
 
 真の学問探求を通じて日本が再建できるよう、微力ではありますが、全身全霊を込めて頑張って行きたいと考えています。
 
 67回目の終戦記念日を迎えて
 
 学習塾 稲門進学会 代表講師 落合康之 
 
 

Post Author: toumon

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